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「…あぢぃ~!!!笑」

僕はそういって毛布を剥ぎ取る。



クミ
「あはは…大丈夫?離れようか?」




「…」



僕は、ぐぃっとクミの頭を抱き寄せて、僕はクミの頭に口づけをする。



クミ
「へへっ…」



そんなクミの表情を見つめていると、クミと目が合った。



お互いに何も言葉は発しないけど、出来る意思疎通ってものがあるんだな。



僕は何も言ってないように、クミは僕の要望に応えるように、口をつぼめる様にして、ある形を作る。



ある形ってのは、花の蕾のことね。



そして、僕はクミが象った蕾に吸い寄せられるように唇を近づけることになるわけなんだが…



この話は、賢明な読者さんならお分かりの通り、時系列という枠組みから少し外れたいわゆる“事後”の話だ。



『前回の続きはどうした!大事な部分を端折るな!』って?



分かってるよ。無論のこと、その心配には及ばない。



ちゃんと書くってw



しかも、目を背けたくなるくらい、とびきり羞恥に満ちた内容をね。



だから悪い事は言わない。
ちょっと恥ずかしがりの子や、18歳未満の子は、この先には進まずにこのままプラウザバックした方がいい。



勿論、18歳以上の変態な女の子は心行くまで見てってもらって構わないが。



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レナ
「ごめんハルキ君…なんか…ホント…ごめん…う゛うっ」



レナはそう呟くと、突然、クリクリッとした大きくて黒目がちの瞳から、ぶわっとまるでキラキラした宝石みたいな大きな涙の雫を溢れさせた。



そして、そんな様子をなす術なく見守る…俺。



…しかしあれだね。



男って生き物は、女の子の涙の前じゃ、完全に無力だよね(笑)



それが、唇を重ね、肌を擦り合わせた子だったりしたら、尚更さ。



普段、カッコつけて大人ぶってる俺ですが…もうビックリしちゃってね。



もう、宮沢賢治もびっくりなくらい、おろおろするばかりだったよ。



仕方ないから、思いっきり抱き寄せてさ、顔を胸に埋めさせて、仕事用のYシャツに、ファンデだのマスカラだの、アイラインだの色んな色が着いちゃったけど…まぁしばらくそうやってレナを抱きしめてるくらいしか出来なかった。



それで、レナがちょっと落ち着いた頃に、こんな事を言ってみた。



「レナはさ、まだ若いんだから、俺なんかにハマっちゃダメ。沢山恋して、いっぱいお洒落して…これから俺なんか相手にされないくらいの素敵な女の子になっちゃえ~!」
って。


分かってるよ。我ながら陳腐な言葉だと思うよ。でもさ、レナはそんな俺の薄っぺらい言葉を真正面から受け止めて信じて、そしてこう言ってくれた。


レナ
「…じゃあさ、私がきれいになって東京行ったら…また会ってくれる?」
って。


そんなレナのまっすぐな想いは、僕の胸に突き刺し、貫いたよね。



そして思わず口をついて出た言葉は、



「当たり前じゃん!!てか、多分、俺が相手にされない確率120ッパーだろうけど…(笑)」



レナ
「約束…だよ?笑」



そういって、手を振るレナを家のすぐそばまで見送って僕らは別れた。



これは…2011年3月11日の未明(多分2時とか3時くらい?)に、某東北地方の政令指定都市の郊外で取り交わされた、淡い淡い約束の話しね。






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僕が手を握ると、急にしおらしく俯くレナ。



『あらら?どうしたのかな?』と、
ちょっと様子がおかしいレナに気付いて




「ん?どうした?具合悪い?」



と聞いてみると、レナは俯いたまま首を横に振る。



そして、しばらくして、



レナ
「んーん、なんか急にドキドキしてきただけ(笑)」



と不安と期待が入り交ざったような、愛くるしい顔で言ってくる。



そして、続けてあははっ!って笑う。




「そっか。」
と極めて冷静を装う僕の心中はというと…



『…なんだよ…ちくしょう。。可愛いじゃねぇか(チッ)』
ってな感じなもんなんだから、男って生き物もずいぶん天邪鬼な生き物だ。



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