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僕らは、カフェに入ると、ちょっと奥まった席に座ると、すぐにウェイトレスさんが来たので、コーヒーとレモンティーを注文。

運ばれてきた水のグラスに手を伸ばす僕は、カランってする水をゴクッと一飲みにして、目の前に座るホノカを見ると、ホノカはやっぱりまだ緊張した様子で、紙お絞りのパッケージを破るでもなく、かといって、置いておくでもなく、両手で弄りっている。



僕が黙ってると、ずっと何の会話も生まれそうになかったので、普段は無口な僕ですが、(どの口がそんなことをのたまうのやら笑)ちょっと自分を奮い立たせて、ホノカに話しかける。


僕「…ずいぶん、緊張してそうだね?笑」

ホ「え?…あー、はい。少し(笑)」

僕「こういうの、初めて?」

ホ「…はい。はじめてだよ。」

…(= ´艸`)プププ

やっぱり緊張してて、敬語とタメ口が入り乱れてしまう様子のホノカ。

微笑ましすぎて、一瞬笑いがこみ上げてきたけど、でも、ここで笑ったりしたら…益々萎縮しちゃいかねないので、僕はこみ上げる微笑ましさを必死で押し殺して、会話を続けることに。

僕「そっか~…じゃあ、ちょっと緊張しちゃうよな…。まぁ、でも本気で怖いようだったら言ってね。ちゃんと駅まで送っていってあげるから(笑)」

ホ「ははは(笑)…別に大丈夫だよー」

僕「ならいいんだけどさっ!てか、学校楽しい?」

ホ「うーん、楽しいよー。授業はだるいけど(笑)」

僕「うわっ出たっゆとり教育の弊害(笑)」

ホ「あはは~ハルキだってそうでしょ?」

僕「あはは!そう。実は先駆けです(笑)」

というような、本当に他愛も無い話をしてると、オーダーしたいた飲み物が運ばれてくる。

二人ともなんとはなしに、飲み物を受け取り、一旦会話が途切れる。

微妙に会話が弾みそうで弾みきらない感じで、一回、こうして、途切れると、ちょっとだけ沈黙が続いてしまったりもした。

ホノカはまた手持ち無沙汰に、ストローの紙を弄びながらそして、ストローを取り出して、飲み始める。

…どうも重苦しい雰囲気(笑)

僕が緊張してることもあるだろう(隠れ人見知りのハルキです笑)

ホノカは尚のことだ。

少なくても、ホノカへを少し安心させてあげないといけない。

そう考えて、そして、一呼吸。ふう。

そして、切り出す僕。

僕「…やっと会えたねっ…会いたかったよっ」

と僕は目一杯の親しみと愛着を込めてホノカに告げる。

よくよく考えたらこれはまず最初に僕がしてあげなければならないホノカへの意思表示。

「会いたかった。」

うん。なるほど。そして、その事実になんら偽りはない。

そして、どうやら、それは一瞬で場の空気が変化し始める一言になったようで、

ホ「…うん。…私も。」

と恥らいながら、照れくさそうに俯き、そして少しだけぶっきらぼうに頷くホノカ。

そんなホノカに笑いかけながら、ホノカの頭に手を伸ばし、ヨシヨシと頭をなでる僕。

最初、ちょっと身構えたように僕のボディタッチを避けようとしたが、すぐに僕の意図に気づき、されるがままにヨシヨシされるホノカ。それでも、俯き、顔を上げられずにいるホノカを、僕は肘を付きながら見守っているでした(笑)

さて、そんなところから、ちょっとずつ初対面の緊張が解れていき、(また別の緊張が生じていくわけだが笑)、少しずつ会話のペースが合ってくるのを感じ始める。

僕「そういえば、ホノカは進路決まったのー?」

ホ「んーやりたいことはあるかな」

僕「え?差し支えなかったら聞いていい?」

ホ「幼児教育関係?」

僕「へー。文科省の方?それとも厚生省?」

ホ「んー、どっちも取れるとこにする予定」

僕「じゃあ、短大か専門行く感じ?」

ホ「そうなんだよねー」

僕「指定校取れるんだ?」

ホ「今のところ・・・は?笑」

僕「あはは!その調子だねっ笑」

こうやって、ちょっとずつちょっとずつ、ホノカの本音を聞いて、僕はホノカを知っていく。

例えば、ホノカの夢。

そして、ホノカの価値観。

そこから、ホノカがどういう生活をしていて…そして、今日ここにいることにどういう意義を見出そうとしているのかを。

僕のホノカへの質問は、僕のホノカへの関心の表れで、僕の質問へのホノカの答えは、僕への信頼の表れのように感じるのは、気のせいでしょうか?…多分気のせいじゃないと僕は思う。

高校を卒業してからのことをホノカはちゃんとビジョンを持っていた。

そしてその為に必要なことが何かをしっていて、そのために今何をしなければならないかをしっていて、ちゃんと優先順位をつけてそれを行なっているような子だった。

そんな話しを聞きながら、僕はホノカが外見とは裏腹にすごくしっかりしていて(失礼な話しだけど)、すごく賢い女の子だってことを知り、その一方で「じゃあ、こんなしっかりしてる子がなんで僕なんかに?」っていう思いも益々強まっていくことになったわけです。

カフェに入店して、3、40分くらいころでしょうか…僕はそろそろ、本題というか、【今ここで、僕とホノカが会っていること】の意義についての核心に触れるべく、話の内容をシフトさせていくことに。

僕「え?じゃあ、今のバイトは○○に△△されたからなんだ!すごい出来る子だなっ!!!笑」

ホ「へへ。まぁ普通だよー(笑)」

僕「じゃあ、もしかして○○ーとかだったりするの?」

ホ「あーうん!そう!よく知ってるね」

僕「まぁ、昔付き合ってた人がやってたからさー」

ホ「そうなんだー」

僕「あれ?そういえばホノカ今彼氏は?」

ホ「いないよーいたらハルキと会わないよ(笑)」

僕「なんでー?(笑)」

ホ「…え?」

意地悪く笑いながら、ホノカをまっすぐに見る。そして

僕「もしかして、ホノカ…俺と悪いことしに来たの?笑( ̄ー ̄)ニヤリッ」

照れたように目線を逸らす、ホノカ。

ホ「…んーわかんない…お任せします(〃△〃)」

恥らうホノカに…むっキュン(*´∇`*)笑

僕「…分かった。任されたーでも…」

ホ「…」

僕「でも、ホノカ、モテそうだよね?(笑)他に言い寄ってくる男いそうだよねー?笑」

ホ「そんな、全然モテないですよー(笑)」

僕「本当に?いない?そういう人?」

ホ「まぁいなくはないですけど…」

僕「やっぱそうじゃん(笑)」

ホ「でも、なんか、こうやっぱ大人の男の人がいいっていうか…」

僕「へ~」

ホ「なんか、ちょっと愛を感じたいっていうか…」

僕「うんうん…なるほど。だからああいう日記みたいなエッチしてみたいかな?って?」

ホ「…は、はい(〃△〃)」

僕「…」

ちょっと無言でそのまま、視線を外す。

ホ「…ダメですか?」

僕「…」

そのまま無言で、ホノカを見つめる。そしてそのまま「ちょっと耳貸して」ってジェスチャーをして、ホノカが釣られて「んっ?」っていいながら左耳を僕の方に向けたので、

僕「んーとねー…」

ぬちゅっっ…

と耳に舌を滑り込ませる僕(笑)

ビックリして、

ホ「んッ!!」

って少し声を出してしまうホノカ。でも、そのままの体勢で、そっと囁くように

僕「…い~~っぱい、愛してあげるっ」

ホ「!?!? 」

体勢を今までどおりの戻すと、ちょっとビックリして、言葉の意味を考えて、そして、納得したように、すこし微笑みながら、ゆっくりと、ホノカは頷いた。
ホ「…はい…」

僕は頬杖をつきながら、ホノカをみて笑ってると、ホノカも僕を見て笑ってる(笑)

僕「じゃあ…ここでよっか?」

ホ「あっ…はい。」

そういって僕らは店を出ることにして、会計を済まし、ドアを空けて店を出ると、優しくて、柔らかかく、橙に染まった街は、変貌を遂げ始めていて、深く濃密な紺が街を包んでいる。

僕らは、手を繋ぎながら、その濃密さの中心部分にむかって、ゆっくりと歩き始めたのでした。


つづく


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