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ネオンの中に吸い込まれていった俺とサクラを出迎えたのは…



『いらっしゃいませー!!』



という元気でハキハキとした掛け声だった。



『こちらを記載して、お待ちくださいっ!』



そう言われるがままに、名前と利用時間と俺とサクラの年齢を用紙に記入すると、俺とサクラは、店内の片隅で名前を呼ばれるのを待つことにした。



そう。俺とサクラは、カラオケボックスにきた。







…え?誰ですか?



ラ○ホにいったんじゃないのか?とか言うのは。



あのねー。いくら、俺があれだからって(誰がどれだって?w)



そんなよく知りもしない女の子を、そんないかがわしいとこに連れ込むわけないじゃないですか。まったくもう(。-`ω´-) ←盗人猛々しいとはこのことw




っていうのは、まぁ、冗談ですけど、なんていうんだろ。



この時、多分俺は、サクラを抱きたいって思ってなかったんだと思う。



勿論、前述の通りで、サクラを魅力的に感じていたとは思う。



ただ、それだけで、欲情するってわけでもない。



ずいぶん、かっこつけた言い方をすると、自分の中で、“俺がサクラを抱く理由”っていうのを、明確にしたかったのかもしれない。







自分で言っといてなんだけど、なんとまぁ詭弁臭がプンプンすることw



いちいち、そんな事を考えてるわけじゃないし、実際本能のままに口を吸い、体を重ねることの方が多いけど(笑)



ただ、俺の意志だけじゃなくて、サクラの意思…つまり“自分がこの男に抱かれる理由”っていうのもこの場合とっても重要なことでね。



結果的に、このカラ屋の個室の中でそれが明確になったわけだから、俺の判断は間違っていなかったのかしれない。



ってことで…とにもかくにも、俺とサクラはカラオケに河岸を移し、個室に案内をされると、成分が極めて薄いアルコール飲料で、再び乾杯することにした。







カラオケの個室っていうのは、話をするのには、とってもいい場所だよね。



多少、アルコールや、タバコの匂いが部屋にしみついていたりはするものの、防音性は抜群だし、2人っきりで気兼ねなく話を出来るし。



オーダーしたドリンクが届くと、簡素に乾杯をすると、ドリンクをグイッと飲み、そして俺は口火を切った。




「サクラの言ってた相談したいことって、やっぱり彼とのことだったりするの??」



俺がサクラの恋愛について知ってる事は



*長年付き合った彼氏がいること

*その彼と同棲をしているということ

*その彼が地元の仲間で、しょっちゅう彼を含む、地元の仲間同士で遊んでいること


このくらいのことだった。



だから、サクラの相談っていうのも、彼とのことなのかな~?程度に想定していた。



何しろ、俺がよく受ける質問や相談でも、こういった内容の事はとても多いからだ。


・長年付き合った彼とマンネリしてしまって…

・彼とのエッチが気持ちよくない…

・彼とのエッチが盛り上がらない(ドキドキしない)


こういった話をよく見聞きしていたせいもあるだろうが、勝手に俺はサクラの相談っていうのも、そういうことだと自分で予想をしてしまっていたのだった。



だからサクラが


サクラ
「彼氏のこと…関係なくないけど、違うんだよね~」



と俺の質問に答えたとき、当てが外れてしまい、『あれ??』と自分の中で、肩透かしをくらったような気がした。




「へーそうなんだ~。じゃあ…何?」



サクラ
「…うん。私さ、ぶっちゃけ、彼氏とは冷えきっちゃってて…」




「ん?そうなの?」



サクラ
「うん…。まぁ別に嫌いとかじゃないんだけど…」




「ふむふむ。」



サクラ
「家族っていうか、兄弟みたいな感じ?笑」




「あーなるほどね。分かる分かる。」



サクラ
「だから、その全然やったりしないし、向こうは向こうで女がいるかもしれない」




「…ん?向こうは向こう?笑」



サクラ
「…うん(笑)私もいるんだよね。セフレみたいな人が。」




「なるほどね~…もしかして…仲間内?」



サクラ
「………うん」



サクラは小さな声で頷いた。




「ぐはぁっ!!!」



心の中でつぶやいたつもりの言葉が少し漏れて、口をついて出てしまっていた。



サクラ
「…やばいよねー。でも友達にも相談できなくて…」




「でもさ…まぁ、やばいっちゃやばいけど、よくあることじゃね?」



サクラ
「そうなの?」




「仲いい集団で長い時間過ごしてると、その仲間内で交錯した恋愛模様になるのは当たり前だよ。“あい○り”がいい例じゃん」



サクラ
「そっかっ!w分かりやすい(笑)」




「つか、あい○りの主題歌で一番好きなのなに??笑」



サクラ
「やっぱ、ELTでしょ!?」




「おー!確かにあれはいいっ!!でも、ゆずもよくね?」



サクラ
「あーいいよねー。2回くらいあったよね?」





「あったあった。最初のやつ大好き。」




サクラ
「あれ?スピッツとかなかった?」




「あったねー(笑)おし。ちょっとカラオケすっか?笑」



サクラ
「賛成~ヾ(*´∇`*)ノ 」



…ということで、しばしカラオケタイムに突入します。しばらくお待ちください。










サクラ
「あ、あたし、ウーハイっ!」




「えっと、じゃあ、ウーロンハイとアイスコーヒーをお願いします。」



フロントへの電話を終えて受話器を電話口にかける。



ひとしきり、歌ってはしゃいで、満足した俺とサクラは、タバコを吸いながら、一呼吸置いた。




「てかさー、その、別の人と関係しだしちゃったのっていつくらいなの?」



サクラ
「ん~半年前くらいかな?」




「どういうきっかけで?」



サクラ
「彼氏いない日に、うちでみんなで飲んでて…なんかやってないけど、その途中くらいまでしちゃって…」




「ほいで、別の日にあらためてみたいな?」



サクラ
「うん。普段地元でしか遊ばないのに、全然遠いとこで集合して(笑)」




「なんか、非日常な感じがドキドキしそうだな笑」



サクラ
「あはは~そうだね。それもあったかもしれないっ!」




「その人も彼女いる人?」



サクラ
「いるよー。あっ仲間内じゃないけどね」




「なるほどね~」



サクラ
「でねっ…なんかそいつが最近なんかやばくて…」




「やばい?」



サクラ
「なんか“ハッパ”使ったりするんだよね…」






はっぱ?



…は?



…っぱ?



…ちょっとちょっとおまいさん。何をおっしゃるんですか。まったく。



…ふう。やばい。こんな時間だ。そろそろ帰らなきゃ…。じゃあ、俺、そろそろ帰るねー。ばいばーい。っていう、数瞬後の自分の姿をシミュレートしながら、すっかり脳内で帰宅モードになりつつあるものの…



現実問題としてはまぁそういうわけにもいかず(笑)



これはきっとサクラからの“SOS”サインなんだろうと思い直す。



まぁ…俺に何ができるのか不安ではあったけど、それでも、目の前の迷えるサクラの話を聞くくらいなら俺にもできるんじゃないかと心を奮い起こす。



そして、俺はタバコを取り出し、火をつけて、大きく息を吸い込み…意を決して言葉を口にする。




「…サイヤ人?」



サクラ
「それ、“ナッパ”wwww」




「サイヤ人の超エリートは?」



サクラ
「それはべジータwwww」




「クリリンのことかー!!!!!っ」



サクラ
「だから、全然違うってばっw」




「つか、いまさらだけどサクラ…いいツッコミするなー(笑)」



サクラ
「あざーっすっ!w」




あぁ…こんな場面なのに、なんて緊迫感のないやつなんだろう…



…サクラって子は(お前だよっw)



ってことで、シリアスすぎる内容の話をあんまりにもシリアスにすると、気が滅入ってしまうので、人が元来備える防衛本能が作用してのことだろう。



こうして、とってもアホでゆるーい雰囲気の中、サクラの抱える肩の荷の核心に少しずつ近づいていった。




つづく


*************

いや~、まったり進んでますね。



びっくりするのは、エロ日記を謳って書いてるくせにここまで一切エロが出てこないっていう点(笑)



やる気あんのか?とw



おふこーすっ!!!



いや、むしろ多分やる気ありすぎて、こうなってるんだと思う(笑)



まぁ、好き勝手書かせてもらいますんで、気になる方はこれからも読んでやってください。





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