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2013.08.27
優香 [23歳/主婦] -湿った身体と乾いた心-Vol.1
久しぶりにブログを更新してみます。
いつもみたく冗長にはならないように気を付けながら、しかも、というか、あまりに久しぶり過ぎて、ちょっともう長いの書けないっていういのもあるんですけど(笑いからの真顔)、
何はともあれ、ようやくエロ日記を書いてみようという気になったので、ブログ更新することにしました。
mixiじゃなくて、エロはこっちね!(←これ大事)
さて、これから書くのは、もう何年も前の話になります。
夏の終わりの生まれた、一夜の物語。
もし、夜にこの話を読む方がいたら、ちょっとだけ、外の風に当たってみてください。
きっと頬を撫でるであろう、湿った空気と、すこしだけひんやりした風を思い浮かべながら、この夜の事を連想してもらえるとよりイメージが湧きやすいかと思います。
いつもみたく冗長にはならないように気を付けながら、しかも、というか、あまりに久しぶり過ぎて、ちょっともう長いの書けないっていういのもあるんですけど(笑いからの真顔)、
何はともあれ、ようやくエロ日記を書いてみようという気になったので、ブログ更新することにしました。
mixiじゃなくて、エロはこっちね!(←これ大事)
さて、これから書くのは、もう何年も前の話になります。
夏の終わりの生まれた、一夜の物語。
もし、夜にこの話を読む方がいたら、ちょっとだけ、外の風に当たってみてください。
きっと頬を撫でるであろう、湿った空気と、すこしだけひんやりした風を思い浮かべながら、この夜の事を連想してもらえるとよりイメージが湧きやすいかと思います。
優香。
それが彼女が僕に教えてくれた呼び名だった。
それが、彼女の本名なのかどうか知るすべもないし、知りたいともあまり思わなかった。
なぜなら、彼女と僕が実際に会うことがあるとは思っていなかったからだ。
彼女は、関東在住ではあるものの、首都圏ではない所に住んでいたし、何より、彼女には家庭があり、同い年の旦那と、2歳になる男の子とそして…少し年下の彼氏がいた。
興味本位で僕の日記を見ては、秘部を湿らせてはいたようだが、それはどこかリアリティの無い世界としてとらえていて、本当の僕のことなど、想像したこともなく、空想の産物に近い存在としてとらえていたようだった。
僕だって、だれかれ構わず実際に会うようなことはする方ではないし、何より、家庭や大事なものがある人の場合は、うかつに誘ったりなんかはしないように心掛けていたからだ。
そんな僕らが、お互いをリアルな存在として実際に会うことを想定して、自身のプロフィール交換などしないのは当たり前のことだった。
メッセージのやり取りの中で、性的な相談はもちろん受けていたが、それでも互いにバーチャルリアリティの域をでようとはせず、ただ漫然となんでも話せる年上のお兄さん的な存在として彼女と接していた。
そんな優香から約2か月ぶりくらいにメッセージが届く。内容は
優香
『私を抱いてくれませんか?よかったら朝まで一緒にいてくれませんか?』
そう彼女は僕にいきなりメッセージを送りつけてきた。
しばらく連絡を取っていなかった僕に、唐突にそんなことを優香は哀願してきた。
正直にいうと、ただことじゃない雰囲気を感じた。
え?何があったんだ?
え?どういう状況?
いろんな疑問符が脳裏を過ぎる。
と同時に、バーチャルリアリティに住んでいた23歳の女性が艶めかしい、湿り気を帯びた存在へと僕の中で変わった瞬間でもあった。
危険な匂い。
隠微な香り。
股間に疼きを感じながら、僕は優香にメッセージを返す。
僕
『どうしたの?急に。別にお泊りするのは構わないけど…何があったのか教えてくれる?』
優香
『いきなりごめんなさい。今夜会えませんか?会えるならその時説明します。ごめんなさい。なんか一人で居たくなくて…』
僕
『…そっかぁ…今夜か…ちょっと遅くなっても平気?23:00くらいに、○○くらいとかだったら行けるけど』
事態が深刻であることを感じた僕は、少しだけ及び腰になった。
北関東に住む彼女にしたら、少しだけハードルが高い条件を突き付けてしまった。これで彼女が無理というのなら仕方ないという気持ちで。
ただ、それでも…いや、そこまで彼女が僕を必要としているのだったら、何をどうしても彼女の力になる必要あるのだろうと。
そう思って僕は彼女にメールをした。
優香
『ありがとうとざいます。大丈夫です。行きますね。』
優香からのメールを見て僕は、慌てて入っていた予定をキャンセルすることにした。(といっても、翌日サーフィンをするだけの予定がスカスカな週末だったのだが)
時刻は16時。
8月の終わりといえど、16時と言えば、まだまだむせ返るように暑い。
日中じりじりと照りつける太陽の熱は、アスファルトにフル充電。
長い夜も、お構いましに、夜通しむせ返るように暑い熱帯夜にしてくれる。
どんな夜になるのか?自分でも想像がつかず、少しだけ怖さを感じながら、でもその何倍もわくわくしながら、僕は一緒にサーフィンにいく予定の友達にメールを打つことにした。
テレビの画面にふと目をやると、某ニューハーフタレントが、ピンクの衣装を纏いながら、汗だくになりながら、沿道を歩いている姿がやけに白々しかった。
夏の終わりのシグナルを少しだけ感じながら、携帯画面にまた視線を戻した。
つづく
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