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電車に揺られながら、僕は文字を目で追う。



ノイズにまみれ、窮屈な恰好をして、座り心地の悪い椅子に座っていても、電車で本を読むのは悪くない。



電車内読書が好きな理由は、元々じっとしてるのが苦手で、手持無沙汰に時間を溶かすことが大嫌いで、休日に昼間から家で本を読んだりするのは何か勿体ない気がしてしまうのと無関係ではないだろう。



物語はクライマックスだ。



結婚前に婚約者とは別の女性と淫蕩の日々を送った女性から、人生の晩年に、もらった手紙を読むシーンだ。



僕はこの部分を読むにつけ、いつも頬を涙が伝う。



この日も、遅い時間の疎らな乗客の車内で、電車に揺られながら、本を読み、人目をはばからずに涙を流しながら、優香との待ち合わせの場所に向かった。




普段、よほどのことがない限り、涙なんか流さない僕は、ひとしきりなくと、とてもすがすがしい気分になり、本を閉じ物語の余韻に浸っていた。



しかし、その電車はそんな余韻はお構いなしに、僕を目的地に送り届けてくれる。



駅に着き、乗降口を降りるとむわっとした空気がまとわりついてくる。



現実に引き戻されながら優香との待ち合わせ場所に向かった。


優香はすでについていて、予め教えてもらっていた電話番号に電話をすると、優香と思しき年頃の女性(女の子といっても過言ではない)が、電話を耳に当てるのが見えたので、そのままその女性に向かって歩き出す。



「もしもし?えっと、はるきです。わかるかな?今そっちに向かって歩いてるんだけど…」



優香
「あっ…はい。わかります。じゃあ、電話切りますね。」



そういって50mほど先でこちらに向かって会釈をする女の子に向かって歩き出した。



優香は茶髪で髪が長いほっそりしたまだあどけなさが残る女の子だった。



目の前まできて、



「おまたせっ!ごめんね。遠い所まで来させちゃって…」



と話しかけると、



優香
「いえ、こっちこそ急にすいません…はじめまして…ですねっ(笑)」



と少しだけひきつった笑顔を見せてくれた。




「じゃあ、もう遅いから、なんか買ってホテルに行こうか?」



と、僕が何の気なしに提案すると、優香は更に顔をひきつらせながら



優香
「あっ…はい…」



とそれに従った。



僕らは、並んで歩きながらホテル街に向かう。



あらかじめ下調べをしておいたので、優香のゆっくりした歩くスピードに合わせながらそれとなく、優香をエスコートする。



途中でコンビニにより、飲み物や、食べ物を買い込み、そのまま近くのホテルにチェックインした。



素性も知らないあったばかりの男と、こうして見知らぬ地でラブホテルに入るという状況。



ちょっと異常だよなーって、他人事のように思いながら、それでもいざ、この可愛い人妻を、この後いやらしく手籠めにしていくこと想像しながら僕のテンションは上がっていった。



ただ、それとは対照的に優香はとても不安そうで、とても物悲しい表情をしていた。



部屋に入ると、当然のごとくすこし重苦しい雰囲気に襲われる。



当たり前だ。



僕らは共有しているものが少なすぎるのだから。



状況が先行してしまっているだけで、互いのパーソナルスペースに侵入し合えるだけの関係ができてるわけはない。



ただ…それも時間の問題だ。



夜は長いし、何よりここは密室だ。



することも決まっている。



それを望んで優香もわざわざ2時間以上かけてきているのだから。



優香の話をじっくり聞いて、優香の抱えている葛藤や、寂しさ、そういうものを共有した上で、肌を重ねることもできたが…



僕はそうしなかった。



なぜって?



…なぜだろう?



この時は深く考えてなどいなかったが、今考えると…



僕はこの異常な事態を利用したかったんだと思う。



この何も知らない男とあって30分もしないうちに、犯されるように服をはぎ取られ、



口を吸われ、



乳房をまさぐられ、



乳首に口づけをされ



秘部をあらわにし、



股を広げられながら、



深くペニスをねじ込まれ、



吐息を漏らすように深く喘ぎ、



何がなんだか分からないまま背徳にまみれ、快楽に溺れていく。



そんな異常な状況が生み出す快感は、信頼関係がないうちで無ければ生まれないのだから。



僕は、優香の表情から、救いを求めに来たのではなく、堕落しに来たのではないかと考え、この際、徹底的に優香を辱め堕落させることを選んだ。



ホテルに入り、沈黙の中で、



優香
「ちょっとトイレに行ってくる」



といって席を立った優香がトイレから戻ると、



トイレの前で待ち伏せし、トイレから出てきた優香を、そのまま無言でベッドに押し倒した。



そのまま、覆いかぶさり、少しだけ両手を磔(はりつけ)にするように手を封じる。



優香の手に力が入る。が、男の俺の手を払えるわけもない。



何がなんだからかからないまま、首筋に舌を這わせて、そままキスをすると、優香の手はあっという間に観念したように動かなくなった。




つづく
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