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降りしきる雨の中、待ち合わ場所に現れたナナ。

ナナは、どこか幼さの残る、色白で、大きなパッチリ目をした女の子。服装は、水色のミニワンピにトレンカとミュール。緊張なのか、別の理由なのか、どこか力なさげに口元を緩ませながら、微笑みながら、僕を見てる。

このまま、雨に濡らせてしまうのも可哀想なので、

僕「ドア、空いてるよ?」
といって、助手席にナナを促す。

恐る恐る、助手席側に回って、ドアを開けて、傘を閉じて、助手席に座るナナ。

…ちょっとだけ、横たわる沈黙が、逆に鼓動を早める。

僕がナナの方を見たとき、ナナは下を俯いて、目を合わそうとしない。

僕「ようこそ♪おいでやす~♪」

とおちゃらけて言ってみると、

ナ「あっはい。…はじめまして…(〃▽〃)」

僕「おぉ、初めましてだね~(笑)」

ナ「…本当に来てくれたんだね(笑)」

僕「あはは~。そうだね。例え雨の中、嵐の中!だよ(笑)」

ナ「アハハ(笑)テンション高いですね!」

僕「テンション低いの?笑」

ナ「…あんまり高くないですよ。いつも。」

そういってちょっとだけ、ナナがコッチを見た。僕はずっとナナの方を見て話しかけていたので、当然視線がぶつかる。

目があって、すぐ逸らすナナ。

僕「ナナちゃん…可愛いね~」

ってナナを見つめたまま、率直な感想を告げると、ナナは相変わらず、俯いたまま

ナ「可愛くないですよ~(汗)ってかハルキさん、見過ぎだよ(笑)」

と、恥ずかしそうにするナナ。でも、すごくぎこちない表情。

僕「え?あぁ、ごめん。つい(笑)」

と、ここでようやく視線を解除してあげる。

車のエンジンを掛けて、ワイパーを起動させる。滴る雫をを濯いでも濯いでも、すぐに視界が悪くなるフロントガラスは雨の勢いを物語る。


沈黙した車内にザーッっていう雨音だけが、やかにやかましいので、とりあえず、音楽流して、沈黙を和らげる。チラッとナナを見る。酷く洋服が濡れているのに気がつく。寒いと可哀想なので、暖房をかけながら、

僕「ちょっと寒いから、暖房かけよっか?」

と言うと、

ナ「あっはい。ありがとうございます。」

とナナ。で、またちょっと黙り込む。

そんなナナの様子を観察しながら、雨の中、傘もろくに差さずに、夜に街を一人で徘徊。そして、変態の代名詞のような僕に、「今から抱いてください」と連絡をしてくる子。

(うーん…絶対訳ありだよな~(-ω-;)ウーン)

って思いながら、

(まぁ、乗りかかった船だ!)

と覚悟を決めて、ナナを乗せて車を発進させる。

ギアをドライブモードにするついでにナナに向かって、手の平を上に向けて、

僕「はい♪」

といって手を差し出す。

恐る恐る…手を差し出すナナ。で僕の手を握り、

ナ「あっ、あったか~い♪」

といって、手を繋ぐ僕とナナ。

確かにメッチャ手が冷たい。

僕「やっぱり、雨に濡れちゃってたんだね~」

ナ「だって、雨が横からくるんだもーん!笑」

僕「そりゃ、そうだ。今日台風だからね~。何やってたのさ?こんな日に、一人で(笑)」

ナ「えー、買い物とか、映画見たり、ご飯したりだよ~」

僕「友達は先帰っちゃったんだ~?笑」

ナ「うーん…そうだね~」

僕「ご飯食べたの~?」

ナ「うん。パスタ食べた。」

僕「そっか~…じゃあ…」

まぁ、この時点でちょっとおかしいんですけども、、ただでさえ、視界が悪い中の運転しながらで、あんまり色んなこと考えられないと、この後の展開などを考えたりしてたので、話を流してて←そりゃもう、超必死(笑)


ドライブって天候じゃないし…
ご飯も食べたっていうし…
まぁ、元々エッチしようって話しだったし…

まぁゆっくり話しもしたかったので、

僕「じゃあ、このまま、僕らの愛の巣に、お連れしちゃってもいい?笑」

と聞くと、

ナ「あはは(笑)もうあるんですね。うちらの愛の巣が(笑)」

僕「うん。ほらっあそこ!」

といって右斜め前方にネオンが浮かび上がる建造物を指差すと、

ナ「…ああ~。…まぁいいんじゃないですか…?」

とちょっとテレ気味に否定をしないナナ。

僕「おっけ♪」

と言って、車を次の信号で右折させて、ホテルの駐車場に車を止める。そのまま2人で車を降りて、ホテルにエントランスまで手を繋いで歩く。

入る前に、ちょっとだけ抱き寄せて、僕の胸に顔を埋めさせながら、頭を片手で抱きかかえるようにしながら、ナナの頭に頬をくっ付けて、

僕「…ってか、本当に入っちゃっていいの?」

と聞いてみる。

ナナ「…うん。大丈夫だよ。ってかやっぱりハルキさん優しいねー(笑)」

僕「何が~?」

ナナ「ホテル入る前に、そういう事言われたの、初めてだもん。」

僕「まだ、色んな人とホテル入ったことないだけじゃない?笑」

ナナ「あー…じゃあ、そういうことにしといていい?(≧▽≦)」

僕「俺も、そう思いたいから大丈夫だよ(= ´艸`)(笑)」

そういって、またナナの手を握り、エントランスに入っていく。

まだ会ってから、15分くらい。依然として、全然知らない者どうしだけど、ちょっとずつ、ちょっとずつ、僕のとナナの感情がシンクロしていく。


つづく

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