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ナ「んっ…んっ…あんっ…」

僕はナナの両足をそろえて肩にかけるような格好で腰を動かす。

ゆっくり…ぐぃっと押し込むように。

そして、ユックリと引き抜き、またズプズプと押し込んでいく。

ナ「んっ…はぁんっ…」

ナナは身悶えながら、顔を上気させて、快楽に身をゆだねるように目を瞑りながら、声をあげる。ナナの股の中に腰を埋めて、奥の奥に押し込んだ状態で、小刻みに腰を動かす。

ナ「んっんっんっ…んっんっんっ…」

ナナの声も小刻みに振るえだし…

ナ「ぁんっ…気持ちいい…」

僕「そうなの?どこが気持ちいいの?」

ナ「そこ…そこ。もっと…もっと…突いて…」

肩から足を外して、正常のような格好に戻す。そして、ナナの腰を持ち上げるようにして、持ちながら、腰を小刻みに動かすと…

ナ「あぁぁぁぁ…気持ちいい!!」

僕は無言でナナのを腰を持ち上げ、下から突き上げる。

ナ「あっあっあっ…んっあんっ…んぁっんっ…」

枕を腰の下に敷いて、位置を固定しながら、更に突き上げる。

ナ「あぁんっ!!あぁんっ!!」

僕はナナの口を塞ぐようにイナバウアーのような格好で口を空に向かって突き出すナナにキスをする。


そして、腰の動きは更に加速させる。

ナ「んんっんんっんんっ…」

苦しそうにナナがもだえるので、口を離す。


ナ「ハァッ!!あっんっんっ!!!ハァ!はぁ!!」
と息をするナナ。その間も僕の腰の動きは止まらない。

そして、激しく突き続ける内に、息を吸いっぱなしのようなナナの呼吸…

ナ「んっ!!あっんっんっんっんっあっん!!んっんっ!!」

そして…

ナ「あぁぁっ!!!んっ!!!ぁっんっ!!!んっ!!!」

といって、体を仰け反らせて硬直させるナナ。

ちょうどあの時と同じように。

そして、今度は僕も堪え切れず、そのままナナの中に放出をしながら、ビクンっビクンっと体を震わせる。



ナ「ハッ!!!んっはぁ!!!はぁ!はぁぁぁ…ん!!んはぁ!!ハァぁ~」

ナナの呼吸が戻った。

…ハァ、ハァ、ハァという息遣いだけが、こだまする。

僕も、一呼吸を置いてから、僕はナナの上に覆いかぶさった。

そのまま、汗だくのナナのおでこに張り付いた髪を、脇にずらしながら、ナナにキスをする。ナナも虚ろに開いた目をまた閉じて、キスを受け入れる。唇を愛撫するキス。舌を少しだけ絡めて、またチュッチュッっと唇を吸いあう。

そして、ナナの中から僕は引き抜き、被せてあるゴムを取り出し、白濁とした液体が零れないように、ティッシュに包んでゴミ箱にすてて、からナナの隣に寝転んだ。

僕はナナの方を向いて、首の下に腕を通そうとすると、ナナが首を持ち上げて腕を通させ、そして、僕の胸と腕の中間地点くらいに、頭をそっと置いた。ナナは僕の手を握り、またキスをせがみ、目を閉じる。

僕はナナに口づけをしてから、ナナの頭をギュッと抱きかかえるようにして、ナナの頭をそっと撫でる。ナナは僕の胸に顔を埋めて大人しくしている。

しばらくして、

ナ「はぁ~…幸せ…(笑)」

とナナは言った。

僕「俺も…(笑)」
といってかすかに口許が緩んでしまった。



…話は2ヶ月前に遡る。

あの嵐の夜、事を終えた僕とナナは今と同じように、腕枕をしながら、寄り添って寝ていた。ナナは当然、今と違って複雑そうな表情を浮かべていた。


僕の腕の中で、不条理なセックスの快感と興奮が冷めゆく内に、復讐を果たしたことへの爽快感が思ったより少ないことに気付き、愚かな行為をした自 己への嫌悪を感じ、その共謀者たる僕に、失望を感じていたに違いない。そして彼氏に対する愛情や、怒り、不信感、憎しみ、親しみ、そして…懺悔の念。そん な色々な思いが去来するような複雑な表情が見てとれた。


…ナナの状況であれば、こうなることは、初めからわかっていたことだった。


当然といえば当然だし、そう感じるのが普通のことだと僕は思う。ただやはり、セックスの後に後悔をされる辛さは、自分で思っていたより堪えた。ただ、ナナの願いを引き受け、快楽を共有した以上、これこそが、僕が負うべき痛みのような気もした。


どちらからとも無く、起き出して、ベッドから這い出した僕とナナ。2人でシャワーをさっと浴び、身支度を整える。僕はソファに座り、タバコを吸う。

ナナがタイツを穿いてるのを眺めながら、煙の行方を見据えながら僕は言う。


僕「送ってくよ。外嵐だし(笑)」

ナ「ありがとー!」
そういって、無理矢理笑顔を作るナナの手を引いてホテルを出る。

車にのり、ナナを助手席に座らせながら、嵐の真夜中を、僕とナナは進む。

ワイパーがフロントガラスの水飛沫を掻き分ける音がまたしても、やけにやかましいので、音楽をかけて、気を紛らわす。会話も途切れがちになりながら、ナナは携帯を見つめて俯く。





…しばらく続いた沈黙を、僕は破るように言った。


僕「ナナがそう思えるならさー…俺のせいにしていいよ。」

ナ「…何が?」

僕「だから、傷心のナナを慰める振りして、無理矢理ホテルにつれてきたって事にしない?(笑)っていうかもう、した。そういう事で決定します!!」

ナ「アハハ…本当に優しいなぁ…」
ナナは力なく笑う。

僕「優しいんじゃなくて、自己満足だよ。」

ナ「…そうなんですか?」

僕「うん(笑)そんな風に女の子のこと考えてあげられる風な俺ステキ!!みたいな(笑)」

ナ「アハハ!そこまで、言っちゃっていいんですか?笑」

僕「おぉ!みんなには内緒だぞ(笑)っていうか…、全然優しくない。本当に…そうなんだよ。実際。」

ナ「…」

僕「正直言うね。俺、多分ナナが終わった後、そういう気持ちになるであろうってこと想像出来てた。」

ナ「…」

僕「だから、本当にあの時帰ればよかったんだと思う…でも、俺がナナを抱きたくなっちゃったの」

ナ「…」

僕「だからね、ナナを抱いたのは、俺がナナのこと省みないで、欲望を優先させた結果なわけさ。すると、どうだい?さっきの話があながちテキトーな話でもないでしょ?」

ナ「…でも、ハルキさん、すごい優しかったですよ?本当に…」

僕「だって、愛おしかったからさ。ナナが。傷を舐めてあげたかったから…」

ナ「私…後悔してないって言ったら嘘になっちゃうかもしれないですけど、ハルキさんでよかったなぁって思ってますよ…。」

僕「ありがとう…ってか、なんで俺が逆に慰められてるんだ…(笑)」

ナ「アハハ!沢山慰めてもらったから、私も少しくらい慰めさせてくださいよ!(笑)」

僕「…ありがと…」

ナ「こちらこそ、…ありがとうございます…」

そういって、僕らは自然に手を繋いだ。しばらくして、信号で止まった時に、僕らは唇を重ねた。信号が青になり、唇を離して、アクセルをギュッと踏み込むとナナが

ナ「もうちょっとゆっくり走ってくださいよ~。また信号で止まれるかもしれないから…」

とすごく自然な笑顔で言ってくれた。生憎、ペースを落としたことが功を奏したのか、その後、信号では一回しか止まらなかった(笑)

ナナを家のすぐ近く(50mくらい)まで送り、深夜の住宅街で、最後のキスを交わす僕とナナ。そして、ナナは水溜りを避けるようにピョンピョン跳ねながら、家に帰っていった。すっかり雨は上がっていた。


それから、しばらくして、1ヶ月程して、ナナから連絡が入った。


色々考えたが、彼氏と別れたとのことだった。そして、それは僕のせいではない事をナナは強調してくれた。そして、もう一度だけ、僕に会いたいという旨の内容も添えられていた。

そこから、日程を調整して、僕らは再会することになった。


再会して、喫茶店で、話をした。明るくて、可愛いナナだったから、もしかしたらと思っていたら、やっぱり既に恋人候補がいるとのことだった。

本当は、再来週に会う予定だったのを、ナナが「どうしても!!」と言って今週を希望してきたので、平日に無理矢理日程を調整してあった理由は、「そういう事か!」と得心した(笑)

そして、僕とナナはまた恋人のように肩と頬を寄せ合って、ホテルに入り、行為に耽る。

今度は本当に、ナナは僕に抱かれるためだけに、時間を作り、僕はナナを喜ばせる為だけに時間を作った2人だけの時間。多分、もう二度とこない時間。

そう心得ながら、何度も何度もナナを抱きしめ、キスをして、愛撫した。互いに果てる頃に、すっかりと一体化してしまいそうだった僕とナナは、行為を終えたと、心から「幸せだ」と思えるようになっていた。

ナナもそう思ってくれていたのが、何よりも嬉しかった。








僕はナナをもう一度ギュって抱きしめ、キスをした。そして、キスをしながら、ナナの股間に手を忍ばせる。

ナ「んっ…アハァッ…また、したくなっちゃう…」

僕「これまた、俺もだよ!笑」

ナ「はっんっ…イヤン…ぁっ…あっ、き、気持ちいい…っ」



そして、僕は温もりを分け合うようにまた、ナナを抱きしめた。


逢瀬を終えて外に出ると、肌寒くも澄んだ空気で星が良く見える快晴だった。



おしまい

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ずい分長くなってしまいましたが、このお話しもようやく完結デス!
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました(*´∇`*)


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