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夏っていいですよね?

僕は、すごく好きなんです。

特に夏の夜が。

仕事柄、そんなに外に出たり、満員電車に揺られたりっていうのが少ないので、恩恵だけを受けられるっていうのもあるのかもしれないんですが…

それを差し引いても、夏の特に夜には、人と人を惹きつける、不思議な魔力があるような気がします。

とはいえ、今回の出会いにそんな魔力が働いたのかどうかを知る術は僕にはありませ。ただ、それでも、そんな気がしてるんです。…だって、そっちの方が素敵じゃないですか?(ノε`*)笑


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夜になると、突き刺すような日差しは身を潜めるが、むわっとした熱気に暖められた、じっとりとした湿気が顔中を嘗め回す。怪しげな真夏の空気と言えなくもない。


その日、僕は仲のいい取引先の知り合いと食事をしていた。

取引先といっても歳も近く、気の置けない仲間に近い関係で、とことん仕事の話をする時もあれば、一緒に乱痴気騒ぎをすることもある。


深夜を回って、河岸を、煌びやかに着飾ったお姉さん達がいる飲み屋移し、そこで、蒸発するアルコールと揺れる白煙と香る女性的な香水とカラッと乾いた笑い声にが入り混じった空間に、僕はいた。

隣に座る女性が入れ替わり立ち代わりで、席を行き来する中で、赤いドレスを着て、茶色に染めた髪をアップにして、白い首を見せている女性が、座った。

ナ「なつきでーす♪」

最初にそうあっけらかんとした表情で挨拶をして僕の隣に座った。僕は、めまぐるしく変わる隣の席の女性にイチイチ挨拶をするのが鬱陶しく感じだした頃だったので、

僕「はい。おつかれー。てか、回転早すぎ(笑)」

とナツキに愚痴をこぼした。

ナ「あはは!じゃあ、私で最後にしてください!キャハハ!」

僕「…場内いれろって?(笑)上手いね~」

ナ「あは?ばれた?笑」

僕「ばれたっていうか…隠してたの?笑」

ナ「うん…一応…(ノε`*)テヘッ」

僕「なんじゃそら!…可愛いな!笑」

ナ「本当にぃ~?ありがとう。今日初めて言われた(笑)」

僕「あはは」


ナツキとは、話のテンポが良く合った。そのせいか、すぐに打ち解ることができた気がした。ナツキが中座しそうになったので、

僕「もうちょっとここにいなよ?」

っていうと、嬉しそうに白い歯を見せて

ナ「まじで?…いやーん!ハルキさん、好き~!!」

と喜ぶナツキ(笑)不覚にもちょっとドキっとしてしまう僕。

まぁ、この辺までは、普通のキャバ嬢とお客さんの話だったのだが、最近ナツキがハマっているという携帯サイトの話しになった。

ナ「ねーそういえば、ハルキくん、○REEってしってる?」

僕「うん。知ってるよ。」

ナ「入ってる?」

僕「いや、俺はやってないよ~」

ナ「じゃあさ、招待してあげよっか?笑」

僕「…え?別にいらないけど?mixiやってるし(笑)」

ナ「そんなこと言わないで招待してあげるから、アドレス教えて!笑」

僕「そっちかぃ!って逆じゃね?(笑)アドレス聞くの?」

ナ「アドレス交換だけじゃなくて、ポイントが入るんだ~(笑)」

僕「なるほどね~」

ナ「じゃあさ、ハルキくん、mixiにアタシを招待してよ?」

僕「え?別にポイントとか入らないよ?笑」

ナ「え?そうなの?(笑)」

僕「まぁ、じゃあ、招待しとくよ~」

ナ「うん。してして~」

そういって、僕らはお互いを、招待しあうことになった。

しばらく、他愛もない(主に釣りゲームの)話をしながら、時間を過ごし、そろそろ店を出ることになった。ナツキや、他の子達に見送られながら店を出て、僕らはタクシーに相乗りして、帰路についた。

シャワーを浴びて、ベッドに寝転んだ頃、ナツキから招待状が届いた。そして、僕も思い出して、ナツキに招待状を送る。


送信画面を確認して、そのまま携帯を放り出し、まどろんだ。

つづく

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