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2010.12.23
ユキ[26歳/OL]-ビビッドなセピア色-Vol.2
******************************
ユ「ハル、ちょっと太った?笑」
僕「第一声がそれ?笑 まぁ確かに太ったかも(笑)逆に、ユキは痩せたよな~」
ユ「へへっこの2週間ダイエット頑張ったからねっ」
僕「最近かよっ!笑」
ユ「アハハっ!!」
…
すごく、懐かしい雰囲気というか、空気が2人を包み込み、なんか知らんけどお互いテンションが上がる僕ら。とりあえず、酒豪のユキがセレクトした店に行くことに。
すこし歩いて、メインどおりから一本入ったそれでも人の賑わう通りのカジュアルダイニングの店に入る。ビールを注文して、久々にグラスを突き合い、喉を潤す。
再会をするのは久しぶりだが、それでも気の置けない関係だったから、酔いが回るにしたがって、互いに舌も滑らかに動き出す。
他愛もない話から、昔話に花を咲かせる。
5年も6年も前のことが、つい昨日のことのような錯覚が起きてくるから不思議だ。心地よい高揚感と懐かしさと、甘酸っぱさを感じつつ、目の前にいる、僕のしらない人の婚約者との時間を楽しんだ。
僕「ところでさ~、ユキが結婚する人ってどんな人なの?」
昔話しがひと段落したころ、互いの近況報告会は、現在まで辿りつきつつあった。僕がそう聞くと
ユ「会社の上司だよ~(笑)」
僕「ほほぉ~。いくつ~?」
ユ「37のバツイチ(笑)」
僕「∑( ̄□ ̄)!?マジか!」
ユ「うん。ってか、バツさせた原因が私っていう…」
僕「…あっ…りんふーしてたんだ(笑)」
ユ「あはは!そう、りんふーりんふー(笑)なんかいいねそれ。」
僕「そう?おやじギャグだけども(笑)」
ユ「おやじギャグを恥ずかしがらずに言えるがハルのいいとこじゃん。」
僕「え…?そ、そう…?まぁいいや(汗)。ってか、りんふーしてても、ちゃんと離婚させちゃう辺りに女子力の高さを感じるなー笑」
ユ「まぁ、色々大変だったよー。」
僕「ってことは、もう結構長く付き合ってるってことだよね?」
ユ「うん。入社してすぐだもん」
僕「そ、そーなんだー。なんか複雑(笑)でも、昔からファザコンだったもんなー笑」
ユ「ちっがーう!!別にファザコンじゃないよ~(≧△≦)」
僕「でも、好きな人と結ばれるのは、めでたいことだよ。」
ユ「うん。まぁね~。ってかハルはどうなのよ~?」
僕「俺は…しばらく結婚できそうにないかも…笑」
ユ「なんでー?」
僕「まぁ、色々あるわけさ~(笑)」
ユ「何、それー。私も話したんだから教えてよ~」
僕「…だからさー…」
…この辺のお話しはオフレコ内容なんで悪しからず(笑)
しばらく呑んでて、時計をみたら、もう23:00くらい。
僕「ってか、終電もあるだろうし、そろそろお開きにする?」
ユ「え?まだ大丈夫だよ。ってか、最悪タクシーで帰られるし。」
僕「あれ?ユキどこ住んでるんだっけ?」
ユ「○○だよ~」
僕「あら。いいとこ住んでるのね~。」
ユ「でも、泊めてあげないよ?(笑)」
僕「別にいいし(笑)」
ユ「あはは(笑)じゃあ、カラオケいこっか?久々にハルの歌聴きたい♪」
僕「おぉ~俺もユキの歌聴きたい!いいね!行こう行こう!」
ってな感じでカラオケに入店。
まぁ自分で言うのもあれですが、歌はそこまで苦手な方じゃなくてですね、まぁ、それなりだとはおもうんですが、このユキがメチャメチャ歌が上手なお嬢さんでして。
昔からカラオケでユキの歌に聞き惚れるのが、結構好きだったりして…。互いにリクエストしあったりして、カラオケを満喫。10分前コールがかかってきて、気付いたらもう1:00前くらい。
僕「いや~、相変わらず、上手いな。ちょっと泣きそうになったよ(笑)」
ユ「ハルの声もやっぱり良かったよ~。あの○○とか最高だった」
僕「あはは、餞になればいいけど…(*´∇`*)」
ユ「うん。すごいなった。ユキはハルの○○を胸にお嫁に行きます(≧▽≦)ノ笑」
僕「おう。じゃあ、そろそろ解散すっか?」
ユ「ハルはどうするの~?」
僕「俺は…ほらっ第二の家があるから!」
…ちょっと考えてから、明るい表情を作ってあっけらかんとユキがいう。
ユ「相変わらず漫画喫茶大好きなんだね~(笑)…ユキも一緒にいこっか?」
僕「は?」
(*'ω'*)こんな顔で僕が問う。
僕「お前タクで帰れるんでしょ?帰っていいよ~」
バツの悪そうな顔をして、ユキが言う。
ユ「…いや、実はさ…家○○なんだよね(笑)テヘっ。」
…当然、完全にもう終電が行ってしまってる時間です(笑)
僕「…また、そういう微妙なウソをつく~(笑)」
ユ「だって、ハルものすごい勢いでアタシを帰らそうとするから…|ω・`) 」
僕「あはは(笑)子どもか。お前は!(笑)」
ユ「…うん。でも、もっとハルキといたいよ。」
僕「…」
ユキの表情が真剣そのもの。昔から、俺にお願いする時の顔。お願いっていっても、そんな生易しいものじゃない。そこには、なにか不思議な強制力が働いているわけで…
そんなユキの顔を見つめる。眉間にシワがよって、ちょっと困ったような顔はどちらかというと、哀願に近い。そんなユキの顔は僕の心臓を鷲づかみにするわけで…
…鼓動が早くなってくるのを感じる。
僕「はぁ~」
ため息をついて、ちょっとだけ天を仰いで、腹を決める。
ユキに向き直って、
僕「じゃあ、もう我慢しないよ?俺?」
そういって、真剣な眼差しでユキを見つめる。
ユ「…うん」
ユキはじっとその視線を正面から受け止めて、小さく頷いた。
互いの視線が、ぶつかると、どちらからともなく、互いに触れ、吸い寄せられるように唇が重なって、気付いたら、ユキと舌を狂おしいくらい、絡め合っていた。
つづく
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ユ「ハル、ちょっと太った?笑」
僕「第一声がそれ?笑 まぁ確かに太ったかも(笑)逆に、ユキは痩せたよな~」
ユ「へへっこの2週間ダイエット頑張ったからねっ」
僕「最近かよっ!笑」
ユ「アハハっ!!」
…
すごく、懐かしい雰囲気というか、空気が2人を包み込み、なんか知らんけどお互いテンションが上がる僕ら。とりあえず、酒豪のユキがセレクトした店に行くことに。
すこし歩いて、メインどおりから一本入ったそれでも人の賑わう通りのカジュアルダイニングの店に入る。ビールを注文して、久々にグラスを突き合い、喉を潤す。
再会をするのは久しぶりだが、それでも気の置けない関係だったから、酔いが回るにしたがって、互いに舌も滑らかに動き出す。
他愛もない話から、昔話に花を咲かせる。
5年も6年も前のことが、つい昨日のことのような錯覚が起きてくるから不思議だ。心地よい高揚感と懐かしさと、甘酸っぱさを感じつつ、目の前にいる、僕のしらない人の婚約者との時間を楽しんだ。
僕「ところでさ~、ユキが結婚する人ってどんな人なの?」
昔話しがひと段落したころ、互いの近況報告会は、現在まで辿りつきつつあった。僕がそう聞くと
ユ「会社の上司だよ~(笑)」
僕「ほほぉ~。いくつ~?」
ユ「37のバツイチ(笑)」
僕「∑( ̄□ ̄)!?マジか!」
ユ「うん。ってか、バツさせた原因が私っていう…」
僕「…あっ…りんふーしてたんだ(笑)」
ユ「あはは!そう、りんふーりんふー(笑)なんかいいねそれ。」
僕「そう?おやじギャグだけども(笑)」
ユ「おやじギャグを恥ずかしがらずに言えるがハルのいいとこじゃん。」
僕「え…?そ、そう…?まぁいいや(汗)。ってか、りんふーしてても、ちゃんと離婚させちゃう辺りに女子力の高さを感じるなー笑」
ユ「まぁ、色々大変だったよー。」
僕「ってことは、もう結構長く付き合ってるってことだよね?」
ユ「うん。入社してすぐだもん」
僕「そ、そーなんだー。なんか複雑(笑)でも、昔からファザコンだったもんなー笑」
ユ「ちっがーう!!別にファザコンじゃないよ~(≧△≦)」
僕「でも、好きな人と結ばれるのは、めでたいことだよ。」
ユ「うん。まぁね~。ってかハルはどうなのよ~?」
僕「俺は…しばらく結婚できそうにないかも…笑」
ユ「なんでー?」
僕「まぁ、色々あるわけさ~(笑)」
ユ「何、それー。私も話したんだから教えてよ~」
僕「…だからさー…」
…この辺のお話しはオフレコ内容なんで悪しからず(笑)
しばらく呑んでて、時計をみたら、もう23:00くらい。
僕「ってか、終電もあるだろうし、そろそろお開きにする?」
ユ「え?まだ大丈夫だよ。ってか、最悪タクシーで帰られるし。」
僕「あれ?ユキどこ住んでるんだっけ?」
ユ「○○だよ~」
僕「あら。いいとこ住んでるのね~。」
ユ「でも、泊めてあげないよ?(笑)」
僕「別にいいし(笑)」
ユ「あはは(笑)じゃあ、カラオケいこっか?久々にハルの歌聴きたい♪」
僕「おぉ~俺もユキの歌聴きたい!いいね!行こう行こう!」
ってな感じでカラオケに入店。
まぁ自分で言うのもあれですが、歌はそこまで苦手な方じゃなくてですね、まぁ、それなりだとはおもうんですが、このユキがメチャメチャ歌が上手なお嬢さんでして。
昔からカラオケでユキの歌に聞き惚れるのが、結構好きだったりして…。互いにリクエストしあったりして、カラオケを満喫。10分前コールがかかってきて、気付いたらもう1:00前くらい。
僕「いや~、相変わらず、上手いな。ちょっと泣きそうになったよ(笑)」
ユ「ハルの声もやっぱり良かったよ~。あの○○とか最高だった」
僕「あはは、餞になればいいけど…(*´∇`*)」
ユ「うん。すごいなった。ユキはハルの○○を胸にお嫁に行きます(≧▽≦)ノ笑」
僕「おう。じゃあ、そろそろ解散すっか?」
ユ「ハルはどうするの~?」
僕「俺は…ほらっ第二の家があるから!」
…ちょっと考えてから、明るい表情を作ってあっけらかんとユキがいう。
ユ「相変わらず漫画喫茶大好きなんだね~(笑)…ユキも一緒にいこっか?」
僕「は?」
(*'ω'*)こんな顔で僕が問う。
僕「お前タクで帰れるんでしょ?帰っていいよ~」
バツの悪そうな顔をして、ユキが言う。
ユ「…いや、実はさ…家○○なんだよね(笑)テヘっ。」
…当然、完全にもう終電が行ってしまってる時間です(笑)
僕「…また、そういう微妙なウソをつく~(笑)」
ユ「だって、ハルものすごい勢いでアタシを帰らそうとするから…|ω・`) 」
僕「あはは(笑)子どもか。お前は!(笑)」
ユ「…うん。でも、もっとハルキといたいよ。」
僕「…」
ユキの表情が真剣そのもの。昔から、俺にお願いする時の顔。お願いっていっても、そんな生易しいものじゃない。そこには、なにか不思議な強制力が働いているわけで…
そんなユキの顔を見つめる。眉間にシワがよって、ちょっと困ったような顔はどちらかというと、哀願に近い。そんなユキの顔は僕の心臓を鷲づかみにするわけで…
…鼓動が早くなってくるのを感じる。
僕「はぁ~」
ため息をついて、ちょっとだけ天を仰いで、腹を決める。
ユキに向き直って、
僕「じゃあ、もう我慢しないよ?俺?」
そういって、真剣な眼差しでユキを見つめる。
ユ「…うん」
ユキはじっとその視線を正面から受け止めて、小さく頷いた。
互いの視線が、ぶつかると、どちらからともなく、互いに触れ、吸い寄せられるように唇が重なって、気付いたら、ユキと舌を狂おしいくらい、絡め合っていた。
つづく
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